ひよどりの子育て

事務局の窓辺のロウバイの木に6月上旬ヒヨドリが行ったり来たりとせっせと丸形の巣を作り始めていました、ヒヨドリの雌は巣作りの準備が出来ると待ってたとばかり、すぐに4個の卵を産んでいたのです。
季節はおりからの梅雨に入り、激しい雨に毎日うたれ雌のヒヨドリは卵を温めていました、外的の蛇の進入は予備知識があったのだが、それよりもあまりにも激しい雷雨のなかの孵化活動に樹木の上にパラソルをさしてやることにした、本来自然界の厳しい生命の営みに人の手を加えることはどうかと思案したが極力気づかれないように気遣った、その後も日ましに母親としての行動は続き、大事そうに卵を包み込み、雛の誕生を待っているかのようでした、そして数日は過ぎある朝ついに4匹の雛が無事に誕生、毎日窓越しに見ていた私としては思わず良くやったと言いたい所だ、しかし子育てはこれからが本番、ヒヨドリの母は日暮れまで休む事なく雛鳥の餌となる昆虫らしきものを探しに出てはクチバシに加え戻って来ることの繰り返し、雛は巣の回りの葉っぱが揺れる音なのか振動なのか、きまって母親を察知して、背伸びをしてクチバシを大きく開き、せわしなく餌を求めている、母親はたくみに、そして順番に餌を与えているようだ、この一連の長い子育ての最中になんとも涼しい顔で長い間見かけなかった雄のヒヨドリが現れたのでした、これには少し理解に苦しむ行動でしたが、たぶんどこかで母親と雛の誕生を外的から守るため遠く監視していたのではと思う、雛になると益々外的からの襲撃にあう可能性が高くなるため巣のまわりに降り立ち監視しているのだろう、ヒヨドリの献身的な子育てシーン、そして習性に、人も自然界の生き物たちも、本来おなじ家族のありかたを持っていると確信しました。
巣立ちもまじかなヒヨドリの親子よ、いっまでも幸であれ!!
ひよどりの子育て

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